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放射線に対する生体防御

放射線からDNAを守る細胞の仕組み

放射線でできたDNAの傷は、修復タンパク質によって元通りに修復されます。ここ10余年で多数の修復タンパク質が同定されて、放射線からDNAを守る細胞の仕組みの解明が大きく進みました。

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細胞に放射線を当てると、修復タンパク質がDNAの傷の部分に集まって塊を作ります(右の画像の白い矢印の部分)。DNAが元通りに修復されると、修復タンパク質の塊は再び見えなくなります。

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少量の放射線被ばくで生じたDNAの傷は、修復タンパク質によって元通りに修復されます。そのため、少量の放射線被ばくであれば、将来にわたって健康を損なうことはいっさいありません。

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大量の放射線を被ばくすると、DNAに大量の傷が生じます。このような大量の傷を修復タンパク質が正確に修復することができず、間違った場所に切れたDNAをつないでしまったり、もととは違う遺伝子情報にしてしまう「修復エラー」を起こしてしまうことがあります。こうした細胞では、自爆装置(細胞死誘導)が働いて、体から排除されます。これが急性障害の仕組みです。
さらに細胞死を免れた細胞の一部は、修復エラーによる異常な遺伝子を蓄積して、正常な細胞でなくなります。このような細胞の一部がどんどん増えて固まりとなることで晩発性障害としての「がん」になってしまうことがあります。

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